RDKセンサーはランフラット・タイヤを履く９５９の為に開発され、その後フラッグシップの９２８（1989〜1993年）モデルに搭載された。

正常に作動しないと頻繁に現れるアラートが「煩わしい・・・」のですが、慣れてしまえばあまり気にもなりません・・・　(^_^；；

前回の日記にて、MY-928の純正”GTホイール”を入手したので、それまで死んでいたRDKシステムを復活させた事を書いたのですが、・・・ここで一つの疑問が湧いてきます。

疑問：`91EXは最初からリア側にスペーサーが噛ましてあるのですが、それでもRDKは正常に作動する。何故？？


これは、私的にタイムリーなネタなのでカキコしてみます。



まずは、S4、GTのリア側のRDKセンサーについて・・・・・

　　 1989〜1991 S4、GT
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　タイヤホイール内側に付く円形のPressureSwitchが上図RDKセンサーの”十字マーク”の上を通過するたびに
　　センサーがタイヤ内部の空気圧を拾う。

　　

　　なので、通常この状態でスペーサーを噛ますと２者の位置関係がズレるので（”十字マーク”の上を通過しない！）
　　RDKシステムが正常に働かなくなります。
　　また2者の距離が離れても不具合が起きます。（例えばS4に17ｲﾝﾁのGTSホイールを履かせた場合）



　　ところが、１９９１EXCLUSIVEモデルのリア側には最初から４５ｍｍのスペーサーが噛ませてあるのですが、
　　RDKシステムは正常に作動します！

　　・・・これは下図に示す通り、スペーサーの厚みに合わせてセンサーの位置をズラしているからです。

　　S4ではカバーの内側に位置してしたセンサーが`91EXでは４５ｍｍ外側に移動されています。
　　丁度プレーキローターの真上に来るので、断熱材で保護する処置もなされているのです。

　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１９９１　Exclusive

　　‘９１EXは細かい改造があちこちに為されています。

　　　フロントガラス窓枠の防振ゴムなど・・・